「コーディングを外注するときの相場費用を知りたい。ネットで調べても大量の制作会社が出てきて、どれに依頼しようか迷ってしまう。謎に高い金額は払いたくないし、良い価格でしっかりとコーディングしてもらえるところに頼みたい」
今回はこういった方向けの記事を書いていきます。
本記事の概要
- コーディング外注の平均費用と料金相場【調査しないと失敗します】
- なぜ高い金額を提示されてしまうか【どこに価値を置くか】
- 短期目線で決めると失敗する可能性があります
現在の僕は、ホームページ制作を行っており、3年ほど個人事業主として活動しています。コーディング業務も承っておりますので、お悩みでしたら、ぜひご相談ください。
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コーディング外注の平均費用と料金相場【調査しないと失敗します】
まず結論ですが、コーディング外注の相場は調査しないと失敗します。
そして、それには理由があります。
価格が高い場合
- 優秀なエンジニアの需要が高まっている
- 企業が人件費や固定費を上乗せして受注している
価格が安い場合
- クラウドソーシングの参入による低価格
- 個人が低価格で受注している
などなど、理由は他にもありますが、要するに「仕事をする人の多様化」が原因で、価格に大きな乖離があります。
最近は、個人で活動するフリーランスが増えてきたり、Web系の企業が増えてきて差別化した施策を打ち出したりするなど、サービスの多様化が進んでいるためです。
なお、弊ブログでも相場を調査しており、概算ですが一覧として共有します。
個人の場合
トップページ | 1〜7万円 |
下層ページ | 5,000円〜2万円 |
流し込み | 1,000円〜5,000円 |
レスポンシブ対応 | 無料〜数千円 |
フォーム追加 | 5,000円〜20,000円 |
企業の場合
トップページ | 5〜10万円 |
下層ページ | 1万円〜5万円 |
流し込み | 5,000円〜10,000円 |
レスポンシブ対応 | 5,000円〜2万円 |
フォーム追加 | 10,000円〜50,000円 |
企業の場合は、この他にディレクション費などが発生する場合があります。
価格表上は安く見えても、別途費用が発生する可能性があります。
トップページは振れ幅が大きいですが、ページの長さによって変わりますね。
長いページになってくると、工数がかさむので、その分高くなる感じです。
外注先は適当に選ぶと失敗します
もしかしたら、「コーディングは誰がやっても同じ」と思う方もいるかもしれません。
しかし、ある程度の大きさのページになってくると、しっかり検討してからコーディングをしないと「ゴチャゴチャ」になったコードが出来上がります。
コードがごちゃごちゃでも見栄えが良ければ良くない?
こう思う人もいるかもです。
実際中身がごちゃごちゃでも、見た目のページが綺麗であれば、ページの閲覧者からは問題ありません。しかし、更新のときに面倒です。
デザイン系の会社に多いのですが、「コーディングを外注した結果コードが煩雑になり、自分で更新するにしてもどこを触って良いかわからず、また外注をしなければならなくなってしまった」ということがよくあります。僕もそれが原因で受けたお仕事があります。
「作って終わりであり、更新が確実にないようなページ」であれば特に問題ないかもしれませんが、大抵はどこかで変更があると思うので、ある程度の信頼がある依頼先が良いと思います。
コーディングの外注先はどう選ぶべきか
結論として、「信頼できる個人」もしくは「企業」がおすすめです。
- 安くしたい:信頼できる個人
- 高くても良い:企業
という形が良いと思います。こう比較すると、企業には信頼も含めてお金を払っているということになりますね。
安くしたいなら個人
個人であれば、維持費やディレクション費もないため、企業よりは安く依頼できると思います。しかし、デメリットもあり、適当な理由を付けていなくなってしまうフリーランスもいます。
僕も個人として活動していますが、途中でいなくなってしまったフリーランスのお仕事が回ってくることも多いので、もしそういったことでお困りでしたら、僕にお任せください。
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なぜ高い金額を提示されてしまうか【どこに価値を置くか】
先程に、相場はピンキリだと書きました。では、なぜピンキリになるのか書いていきます。ここがわかると、下手に高い金額で頼むことがなくなると思います。
企業は「基本料金」がかかる場合がある。
電気代とかでイメージするとわかりやすいですが、使用量が少なくても基本料金がかかりますよね。
これと同様に、依頼することによって、書類業務や管理の作業が発生するため、依頼ページが少なくても基本料金を上乗せする場合があります。
クラウドソーシングの場合は安くなることが多い
クラウドソーシングを使用すると、価格が安くなることが多いです。
クラウドソーシング内はコーダーの競争が激化しており、価格競争が発生しています。そのため、費用を抑えたいのであれば、クラウドソーシングは有効です。
品質は運要素が高い
しかし、デメリットとしては、信頼性を担保するものがないため、品質に関しては運によるところが大きくなります。
ビジネス歴が長い人は想像がつくと思いますが、価格が低くなれば、制作者の意欲も上がらず、当然質は下がります。
もちろん、良い人に当たることもありますが、途中で辞めてしまう人に当たるリスクもあります。この辺りは価格とのトレードオフになるかなと思います。
スキルがある人のコーディングは高い
最近はスマホに対応していないホームページは減ってきましたが、今でもたまにそういったホームページを見ることはあります。スマホサイズは別料金を設定するところもありますが、最近はまとめて対応することも多いです。
僕もスマホ版は別料金にはせず、まとめて制作しております。というか最近はスマホで見ることの方が多いですよね。スマホで見れないと話にならないので、僕は通常価格にしています。
スマホに限らず、スキルが不十分だとコーディング後のページがダサくなります。そういったコーダーとの差別化として高く設定しているところはありますね。
短期目線で決めると失敗する可能性があります
コーディングの外注で出来るだけ失敗しないように、最後に少しだけ補足です。
ホームページは、ビジュアルさえ整っていれば、コーディングは誰がやっても同じと思うかもですが、これは多くの方が勘違いをしています。理由は下記の通り。
- 構造化マークアップ
- メンテナンス性
上記は知識とスキルが必要です。
構造化マークアップについて
構造化マークアップとは、検索エンジンなどのシステムが認識しやすくなるための記法です。
僕の知り合いでデザイン会社の経営者がいるのですが、その方は「ホームページの見た目が整っていればOK」という認識で自分たちで作ったデザインデータを貼り付ける形でホームページを制作していました。ここの会社の売りは”デザイン”であったので、それも1つの戦略かなと思ったのですが、ホームページで集客を目指すのであれば、もう一歩上にいけるなと感じました。
ちょっと上から目線な感じになってしまい、すみません、、、
とはいえ、繰り返しですが、Googleの検索エンジンなどはテキストや構造化データからホームページの内容を読み取るので、コードとして綺麗にしておくことで、検索エンジンに伝わりやすくなります。
なので、検索結果の上位表示を目指すなら、これらの設定は必須かなと思います。
メンテナンス性
学習塾や飲食店など、長期的に運用していくようなサイトであれば、スケジュールを書き換えたりなど、定期的な変更が発生するはずです。
こういったときに、コードが煩雑だと、ちょっとした修正をするだけで、多数の箇所に影響が出てしまい修正が面倒になります。そういったことを防ぐためにも、メンテナンス性に優れたコーディングだと後々の修正が楽になります。
スキルは見えにくい
とはいえ、上記のスキルはWeb制作会社でもクラウドソーシングでも見えにくいと思います。
直接聞くのもありですが、もし、ブログなどで発信している情報や実績があれば、そういったものを参考にしてみるのもありだと思います。
コーディングの外注にお困りの方へ
もし、どこに依頼するかお悩みでしたら、僕も対応できますので、お気軽にご連絡ください。「コーディング外注の記事を見ました」とお伝えいただけたら、割引価格で対応いたします。
≫コーディングの外注はこちら【ご相談は無料です】
それでは、今回は以上となります。
ではまた!