これからプログラミングを独学で始めようと思っているけど、何から始めたら良いわからない。
色々な本や教材があるけど、結局どれが良いのかわからない。時間があまり取れず、こんなペースで進めていても良いのだろうか。プログラミングでお仕事ができるか不安だな。
こういった悩みを抱えていませんか?
現在の僕は、受講者が1000人ほどの初心者向けプログラミングコミュニティを運営しており、数多くの質問をいただいています。
そこで今回は、初心者の方が抱きやすい疑問である「プログラミングを始めようと思ったときにすべきこと」について解説してみます。
プログラミングを独学で始めようと思ったときにすべきこと
先日に、こういったツイートをしました。
✅プログラミングを始めようと思ったら
・学ぶ言語はHTML・CSSがおすすめ
・周りの進捗は気にしないと決める
・自分で考えることを意識する
・自分が学習したことを残しておく
・完璧にこだわらないポイントはマイペースに進めることかなと思う。
焦らず、とはいえ、休み過ぎず、コツコツですね☺️— みったに@Webエンジニア (@mittani_s) October 7, 2020
わりと反応があり、共感した人も多かったようです。再度、下記にまとめます。
- 学ぶ言語はHTML・CSSがおすすめ
- 周りの進捗は気にしないと決める
- 自分で考えることを意識する
- 自分が学習したことを残しておく
- 完璧にこだわらない
基本的にこのあたりです。
学ぶ言語はHTML・CSSがおすすめ。
最初に取りかかる言語としては、HTML・CSSがおすすめです。
正確には、HTML・CSSはプログラミング言語ではないですが、Web系のプログラミングを学ぶ際には必須の知識です。どの言語を学んだとしても、Webページを作成する上での最低限の決まりごととして必要になってくるはずです。
そのため、HTML・CSSについては、先に学習しておくと、後々にスムーズに学習できます。
学習の癖をつけるのにぴったり
HTML・CSSは内容としては、そこまで難しい内容ではないです。とはいえ、慣れは必要です。
普段からWebページを触っていない方からすると、とっつきにくい部分があるのは確かです。
ずっと日本にいる日本人がいきなり英語で会話ができないのと同じように、ある程度の慣れが必要なためですね。
その慣れを作るには、ある程度の学習が必要ですが、HTMLとCSSはそこまで難しくないので、学習の癖を作るのに、向いているためです。
プログラミングは挫折しやすいので、このタイミングで学習に慣れておくと、挫折しにくくなるかなと思います。
スクールもあり
余談ですが、継続するには、スクールに頼るのもありだと思います。
独学だと、どうしても管理が大変だったりするので、そこをスクールで解決する感じです。
おすすめのスクールは下記にまとめています。
周りの進捗は気にしないと決める
プログラミングに限らずですが、何かを始めると周りが気になります。
よくあるパターンとしては、、、
自分がなかなか進まないのに、知り合いのあの人はどんどん進めてしまい、自分が向いていないと感じ、辛くなってしまって諦めてしまう。
という感じですね。
他人と比較するのはもったいない
プログラミングを初めたばかりとはいえ、それまでの経験によって多少の差が生まれます。パソコンに慣れていたり、機械に強かったり、人それぞれで背景が異なります。
なので、ぶっちゃけ人と比べても実はあまり意味がないです。先を越されても、あなたの目指す場所は取られません。
むしろ、「機械音痴の私でもWebエンジニアになれた」という強みにすらなります。
自分で考えることを意識する
こちらもプログラミングに限らずですが、自分で考える時間が大切です。
プログラミングは単語テストと違うので、決まった答えを出すものではないです。
また、書き方も色々あり、これが正解というものはなかったりします。
自分のコードは合っているか
よく聞かれる質問として、「このコードの書き方は合っているか」という質問があります。
コードの書き方は人それぞれなので、これが正解というものは、実はなかったりします。属している会社や個人によって、方言みたいに違いがあるためです。
最初のうちは汚くても気にしない
正解を求めると、先に進みにくいです。
学習方法として、答えを覚えつつ、身につけるというのもありかもです。とはいえ、答えがないパターンに出会ったときに対処できない可能性があります。
ポイントは、自分なりに考えて書いてみることだと思います。そして、徐々に改善していく。この方がアウトプットに力を入れるので、身につきやすいはずです。
自分が学習したことを残しておく
これは、僕もよく反省するのですが、自分が学習したことは残しておいた方が良いです。
理由としては、残しておかないと忘れるからです。
忘れると、何度も同じことを調べることになります。そうすると、調べる時間ももったいないですし、身についていないことを実感してしまうので、モチベーションの低下に繋がります。
調べた試したことは残しつつ、プラスでSNSやブログで発信すると、なお良いですよね。仲間が増えてモチベアップにも繋がります。
完璧にこだわらない
こちらも初心者にありがちです。
完璧を意識しすぎると、いつまでも時間がかかります。
例えば、下記の通り。
- ・サイト模写を6割完成:1週間で達成
- ・サイト模写を9割完成:1ヶ月で達成
6割までは比較的早く完成しますが、9割を目指そうと思うと、3倍ほど時間がかかります。
このあたりは、学習を進めるにつれて、短縮できるようになるので、学習の初期段階で極めるところではなかったりします。
なので、まずは6割の完成を目指しつつ進める方が、実は結果的に早くなったりします。
プログラミングで始めるときの教材
プログラミングを始めるときの教材は下記がおすすめです。
動画で学習する場合
問題形式で学習する場合
僕の周りはこの辺を学習していることが多いです。
学習し初めの頃は、学ぶことは基本的に同じなので、どの教材でも問題なかったりします。
自分で試してみる
よくある質問として、「どの教材から始めたらよいか」という質問があります。
もし不安であれば、解決策として、自分で試してみるのが良いかもです。1時間ほど、自分で試してみて、合うと思う方で進めるのが良いかなと思います。
自分で試すのが大切
1時間くらいは自分で試して考えてみる必要があると思います。
人によっては、失敗したくないという人もいますが、1時間くらいの投資は必要です。
プログラミングは時間がかかる話
プログラミングは定着までに時間がかかります。稀にとんでもない速さで身につける人もいますが、そういう人は特殊です。
プログラミングを始めようと思っているのであれば、むしろその速さは目指すべきではないかなと思ったりです。
例えば、3ヶ月で50万稼ぎたいからプログラミングを学ぼうとしているなら、個人的には、あまりおすすめはしないです。
逆に3年で20万稼げるようになりたいと思っているなら、プログラミングはわりと再現性が高いかなと思ったりです。
ポイントは継続
とはいえ、学習速度は人それぞれなので、自分で試しつつ、楽しそうだなと思ったら続ける感じが良いと思います。
プログラミングに限らず、継続するには、楽しくないと難しかったりするので、フットワークを軽くして、試しつつ、自分に合うかどうかを見ていくと良いかなと思います。
というわけで、今回は以上となります。
では、また!