プログラミングの本で悩む人「プログラミングは本がいらないのでは?本を読んでみたけど、コードが難しくてわからなかった。
最適な勉強法って何だろう?初心者でも、スムーズにプログラミングを身につけたいです。」
今回はこういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- なぜプログラミング学習には本がいらないのか
- 本を使わずにプログラミング学習する
この記事を書いている僕は、プログラミングを独学し、現在フリーランスとして活動しています。
学習の中で、本を使っていたこともありますが、別の方法も試しました。この記事では、そういった僕の実体験を踏まえて解説していきます。
なぜプログラミング学習には本がいらないのか
いきなりですが、プログラミング学習に本がいらない理由を解説します。
理由は下記です。
- その①:本が分厚くてモチベが下がる
- その②:本を開きながらコードを打つと打ちにくい
- その③:読んでも忘れる
上記の感じです。順番に解説しますね。
①:本が分厚くてモチベが下がる
本が分厚いと、モチベが下がりませんか?
僕はやり始める前から「これだけ消化しないと、プログラミングができるようにならないのか」っていう気持ちになっていました。
プログラミングの本が分厚い理由の1つに「使わない情報も含まれていたりする」というのがあります。
要するに、あらゆるジャンルの人に役立つように、情報を詰め込みすぎているわけですね。
初心者に必要な情報は、その中でも限られたものだったりします。
これは、本によるかもなので、一概には言えないですが、とはいえ、分厚すぎる本は要注意です。
②:本を開きながらだとコードが打ちにくい
これは、やってみるとわかりますが、実際打ちにくいです。
本を読んで、いざコードを打とうと思って、本をおくと、勝手に閉じたりしますからね。
僕は大きめの洗濯バサミを使ったりして、閉じるの防止をしてました。
③:読んでも忘れる
読んでも忘れます。
これは、後ほど紹介しますが、プログラミングは手を動かさないと忘れます。
3時間くらい本を読み込んでも、実際に手を動かさないと忘れてしまいます。少なくとも、僕は忘れてました。
でも、実際に手を動かして、コードを書いたりしたら、翌日でもちゃんと覚えていたので、僕は手を動かしつつ勉強するようにしました。
読むだけだと眠い
それに、多分、読むだけだと眠くなったりしないですかね。
初心者にとってのプログラミングって、難しいイメージがあると思うので、それだと長時間に渡って本だけ読むのって結構シンドイ気がします。
プログラミングは本では勉強すべきではないのか
こういった疑問もあると思います。
答えとしては、半分Yesで、半分Noです。
モチベが下がったり、情報を精査しきれないという点で、初心者には難しいため、半分Yesです。
残りの半分は、プログラミングに慣れてきたときにNoです。
例えば、ある程度、プログラミングに慣れてきて、もっと詳しく調べたくなったとしましょう。
そうすると、やはり本は便利です。情報が細かく載っているので、1つを調べたときに、その周辺の知識も吸収することができます。
全部覚えるのは無理
例えば、Webサイトを表示するシステムにWordPressというものがあります。それには、専用の関数というものがあり、かなり多くの種類があります。
種類が多いので、これを全て覚えておくのは、かなり難しく、都度、調べたりして使うのが普通です。
そういった場合に、本であれば、調べた関数のページに、関連した情報まで載っていたりします。
その関連した情報を読み込んでいけば、知識を深めることができるという感じです。
なお、WordPressであれば、公式サイトに詳しく公開されていたりするので、そこで調べるという手もあります。
プログラミング力はググる力って本当?
これは、わりと本当ですね。
よく、プログラミングを身に付けるのは、ググる力が大事と言われたりしますが、わからないことを都度ググりながら進めていく感じです。
僕は、この方法でプログラミングを勉強しましたが、8割くらいはググっている時間でした。これは、どのエンジニアでも共通の認識だと思っています。
ググれれば本はいらない?
これについては、少し違いますかね。
理由は、ググるというのは、能動的だからです。まとめる下記の感じです。
- ググる場合:能動的な行動
- 書物の場合:受動的な行動
こういった感じです。
ググる場合は、自ら調べにいっているので、能動的、主体的といった行動になります。この場合は、基本的に調べたいと思った情報のみ手に入れることができます。
一方、技術書などの本で調べる場合は、受動的な行動の方になります。調べているのに受動的って疑問かもですね。
つまり、どういうことかというと、調べたいと思った情報以外にも、関連した情報を読むことができます。
Webサイトの場合、知りたい情報を知れたら、それで終わりです。さらに知りたい場合は、別のページを探すか、別のサイトへ渡り歩く必要があります。
本の場合は、関連した情報を続けて読み続けることができるという感じです。
ここが、本とWebサイト違いになります。
本を使わずにプログラミング学習する
本を使わずに勉強するには、動画やWebサイトがおすすめです。
例えば、下記の感じです。
プログラミング学習におすすめ
上記は、僕も全部使用しました。
ドットインストールやProgateは無料でも使えますし、個人的にイチオシなのは、YouTubeの動画学習です。
実はYouTubeは学習教材の宝庫
最近は、YouTubeの動画もクオリティが高く、無料で学習できるのはコスパが良すぎです。学習方法は下記の通り。
動画のプログラミング学習法
①「言語名 入門」でYouTube検索
②1つを倍速でざっと視聴
③メモしつつ、2週目は丁寧に
④3週目はコードを書きつつ視聴最初から丁寧に進めても途中で忘れるので、塗り絵のように何度も塗り込む。
コツは、繰り返し作業が眠くなるので、短時間の集中作業がベスト☺️— みったに (@mittani_s) September 3, 2021
上記にもありますが、コツは短期集中です。
経験談ですが、ダラダラとやってしまうと、途中でダレてしまうので、2週間とかで期間を定めつつ、その期間中に塗り絵のように何度も塗り込んで学習すると身につきやすいです。
これだけやれば大丈夫?
ぶっちゃけ、まずはこれだけで、全然大丈夫です。
色々と手を出し過ぎると、キャパオーバーになりますし、それで挫折してしまったら、分厚い本を勉強しているのと同じになってしまいます。
まずは、上記の動画で勉強しつつ、基礎スキルを身につけましょう。
技術書と同じくらい
ちなみに、上記の動画をこなした頃には、技術書を1冊仕上げた後と同じくらいのレベルになっていると思います。
本でも動画でも手を動かすのが大事
そして、これが実は一番大事なのですが、「プログラミングは習うより、慣れろ」なので、本を読んだり、動画を見たりしつつ、実際に手を動かして試してみるのが大事です。
動画を100本見るより、手を動かして、1つ作り上げる方が得るものが大きいです。
やっぱり本で勉強したい方へ
そうは言っても、本で勉強したいという方に、とっておきを1冊紹介します。
僕はWeb系の専門なので、Web系の書籍になります。
下記がおすすめ
これは、デザイナーさんにとっても役立つと思いますし、エンジニアの人にも役立つと思います。Web系を扱うのであれば、見やすいサイト作りは、全ての基本です。
Webサイトの役割は「相手に情報を伝えること」であり、見にくければ、そもそもの役割が果たせなくなります。
この本は、Webサイトの基本から、配色に関するデザインまで網羅しており、かつ、無駄がありません。
今もこの本に助けられることがあり、1冊持っておくとマジで重宝できます。
それでは、今回は以上です。